真夏の怪談2013 #2
- 2013年 8月 31日
- カテゴリー : グレー Zoooone . パラノーマル(心霊現象) . ミステリー Zoooone . 都市伝説
- 投稿者 : Soogie
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都会の友達これは、同郷のS先輩から聞いた話です。
ある年の夏、S先輩の従弟Nくんが、
予備校の夏期講習へ参加するためにS先輩のマンションに2週間ほど滞在したそうです。
Nくんは、初めての東京、初めての予備校と
かなり興奮していたようなのですが、

同じ予備校に友達がいないこともあり、
ちょっぴり寂しい毎日でもありました。
ところが夏期講習もあと数日で終わるというある日、
女の子がNくんに話し掛けてきました。
彼女はHと名乗り、講習の後、2人は志望校のことや勉強のことを話した2人。
偶然、志望校や学科が同じだったこともあり、会話はかなり弾んだそうです。

そして夏期講習の最終日、NくんはHちゃんと「大学に合格して上京したら、今度は大学で会おうね」と約束して別れたのだそうです。

実家に帰ってからも、Hちゃんとの再会を夢見て勉強に励んだNくん。
やがて見事、志望校に合格したNくんは、独り暮らしを始めると早速Hちゃんにメールを送ったのだそうです。
ところが、何日経っても返事がありません。

「俺のことなんか忘れちゃったのかな・・・」そう思いつつ、
Hちゃんの携帯に電話をしてみると
電話に出たのは、彼女のお母さん!?

「あの・・・予備校で仲良くなったものですが、Hさんは?」と尋ねてみると
「Hは、一昨年他界しております」という返事が!?

「一昨年!?僕は去年○○予備校で出会ったんですけど!?」
するとお母さんは
「Hは一昨年・・・
その予備校で飛び降り自殺をしたんです」
と言ったそうです。
Zooooneでは、夏にピッタリの怪談を募集しています。
ぜひメールかコメントでご連絡を!!
後日、Nくんは、Hちゃんのお母さんとお会いして、
夏期講習の話をしたそうです。その後、Hちゃんの志望校でもあった大学を案内したり、
お墓参りに行って供養をしたそうです。
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