パワースポットとしても注目される富士山
富士は、日本一の山〜♪

という歌のとおり、日本人なら誰もが知っていますが、富士山は日本で一番高い山です。

現在でもパワースポットが点在していますし、古来から日本三霊山の一つとして、そして信仰の対象としても崇められていたくらいですから、その力もかなりのもののようです。
以前、オウム真理教が旧上九一色村(現在の富士ケ嶺)に富士山総本部(第一サティアン)を建設したのも、富士山のパワーを利用するつもりだったのでしょうし、現在でも、某新興宗教の道場や合宿所が点在しているのも同じ理由からでしょう。

ところで、それだけパワーがあるなら、霊魂が集まりやすいのでは?と思うのは筆者だけではないでしょう。

富士山に向って霊道が走っているという噂もありますし、集まった霊が成仏するまで休むのが富士の樹海という説もあります。
う〜ん、自殺者を吸い寄せるのも頷ける気がします。ga-n02.gif

大野原です。ここを陸自の戦車が爆走します。

さて、これは筆者の母が子供の頃、体験した出来事です。

まだ戦時中の食料が少なかった頃、母は、母親(つまり筆者のおばあちゃん)に連れられて、弟(つまり筆者の叔父さん)と富士山の麓の大野原に山菜や山芋を取りに行ったのだそうです。

まだ子供だった母と叔父さんは、半分遊び気分で時間が経つのも忘れて山菜や山芋を探したそうです。
ふと気づくと入ってきた道より、かなり奥に入っていた三人。
当時はもちろん、今でも大野原には照明なんてありませんから、あたりが暗くなる前に家に着くようにと、帰る準備を始めたそうです。
そして、出口を目指して歩き始めたのだそうです。
すると、どこからか「ザワザワ」と人の話し声が聞こえてきました。
しかし、まわりを見渡しても人っ子一人見当たらりません。
大野原は、陸上自衛隊の演習場になっているほどの広〜い所。しかもススキに囲まれているので、子供の身長では見えない場所の方が多いので、母は気にせずに歩いたそうです。
しかし、歩いても歩いても大野原から抜ける道に着かないのです。
周りもだんだん暗くなってきました。

すると突然、おばあちゃんが足を止めたのです

さっきから聞こえていた「ザワザワ」という声が近づいてきているようで、徐々に「ザッザッザッザッ」と足音も聞こえてきたのです。
「こ、これは・・・狐に化かされている!」おばあちゃんは、そう言うと母と叔父さんにオシッコをするように促しました(狐は人間のオシッコの臭いが嫌いなので逃げていくと言われていたそうです)。
母は言われたとおりオシッコをしようと、しゃがみました。
すると、自分の後ろを大勢の人が通る足音が聞こえたのです。
しゃがんだまま周りを見回してみると、ぼんやりと自分の後ろを通る足が見えました。

軍靴を履いた男性の足・・・

草履を履いた女性の足・・・

裸足の子供の足・・・

洋服を着た女性の足・・・

着物姿の男性の足・・・

夕闇に消え入りそうになりながらも、たくさんの足が通り過ぎるのを見たそうです。

「よかった、狐じゃなかった・・・でも、何でこんなところを大勢の人が歩いているんだろう?」
母は、ふと上を見上げました。

しかし、身体は見えなかったのです。

足音も聞こえますし、たくさんの足が通り過ぎます。
そして、相変わらず「ザワザワ」という声のようなものは聞こえるのですが、どうしてもその身体が見えないのです。ga-n01.gif
いつの間にか、おばあちゃんも母の横にしゃがんでお経を唱えていたそうです。
どうやら、おばあちゃんにもその足が見えているようだと母は思いました。
ようやく足音と声が遠ざかると、三人は逃げるように闇雲に走ったのだそうです。
どこをどう走ったのかよく覚えていないくらい必死に走り、なんとか大野原を抜け出せました。
ようやく民家の明かりが見え出した頃、三人は足を止めて恐々と後ろを振り返ったそうです。
(特に何も追いかけては来なかったそうですが)
母は息を切らしながら、おばあちゃんにさっきの出来事が何だったのか尋ねました。
するとおばあちゃんは「き、きっと狐の嫁入りだったんだよ」と震えながら答えたそうです。
母はそれを信じませんでした。当時は、幽霊に“足はない”と言われていたにも関わらず。
「あの時、私たちは、いつの間にか青木ケ原へと向う死者が通る霊道に出てしまったんだと思う」筆者にそう話してくれました。

筆者はふと、以前見た映像を思い出しました。

 

母が見た足もこんな感じだったのでしょうか?hanaji02.gif

Zooooneでは、読者の方からの心霊体験をお待ちしています。