謎多き文明“シュメール”

くさび形文字が刻まれた粘土板

歴史の授業でも必ず習うシュメール文明

忘れている人も“くさび形文字”と聞くと、「ああっ、人類初の文字ね」と思い出すのではないでしょうか。
では、なぜシュメール文明に謎が多いのかというと

●シュメール文明のベースとなる文化や知識が見あたらない。

突如現れた文明である。
●周辺の文明とも言語、文化、人種が異なっている。
●容姿があいまい。
●大量の金銀だけでなく、合金である青銅が発掘されている。
●すでに暦があり、天文学や60進法の数学の高い知識があった。
●くさび形文字でさまざまな事柄を記録していた。

などなど、紀元前3800年頃、後にメソポタミアと呼ばれるユーフラテス河の沿岸地帯に突如現れると、政治、法律、美術、建築、宗教、くさび形文字、そして社会機構までもを作り出し、いきなり文明の一大ブレークスルーを起こしたのです!w03.gif

さらに世界初と言われる船や車輪つき戦車なども、シュメール人によって作られたといいます。

しかし、シュメールの古文書には、これらの驚異的な天文学の知識、高度な医学、合金技術を“神々からの贈り物”という表現で記されているそうです。つまり、彼ら自身がつくり出したものでなくて、神々から与えられた既成の知識ということのようなのです。

シュメール人の神殿“ジグラッド”再現図

また、シュメール人自身は自らを“混ざり合わされた者(saa-gi-ga)”と呼び、その土地を“君主たちの地:キエンギ(Ki-en-gi)”と呼んでいたそうです(シュメールとは、まわりの国がそう呼んでいたのだそうです)。

そして、シュメール人は“アヌンナキ”という神々の集団を奉っていたということから、シュメール人は“君主(アヌンナキ=宇宙人?)たち”が作った場所に住んでいた、宇宙人と人類との混血(遺伝子実験の結果ということでしょうか?)と言われているのです。
では、アヌンナキは、どこからきたのでしょう。シュメールの粘土板を解読した学者によると、“太陽系には10番目の惑星“ニビル”が存在し、そこにアヌンナキが高度な文明を構築しており、ニビルが地球に接近したときに地球に飛来し、人類を遺伝子操作で猿人 から創生した”というのです。hanaji03.gif

さて、アヌンナキは神々として崇められていましたが、シュメール人たちに知識や技術を教える存在は、別にいたのです。

それは・・・

教師的な存在、半人半魚“オアンネス”

その姿は、人魚の逆とも言えるような、オアンネスという半人半魚が毎朝、海から現れ、シュメール人たちに知識や技術を教えては、夜になると海に帰っていったのだそうです。(通い魚人という感じでしょうか?)
またオアンネスは、人間の食べ物は食べられなかったといいます。

ここで、一つ不思議な事実があるのです。

西アフリカ・マリ共和国に住むドゴン族にも水陸両棲の半人半魚から宇宙に関する知識を学んだという伝説があるのです。
ドゴン族の知識は、まだ、現在のような天体望遠鏡がなかったにも関わらず、惑星シリウスに関するさまざまな知識を持っていたと言います。
それは、宇宙の彼方からやってきた「ノンモ」という水陸両棲人から学んだというのです。そして、ドゴン族はこのノンモの姿 を書き残していました。

ドゴン族が書き残したノンモ

筆者は、単なる魚にしか見えないのですが・・・w02.gif

さて、話をシュメール文明に戻しますが、ここで筆者の疑問が氷解されます。

それは、これだけの文明を築いていながら、

なぜ、

紙がなかったのか?

紙は、約2500年前に中国で発明されたといいますから、これだけ進んだ文明を誇っていたなら、粘土板以外にも何か痕跡が残っていてもいい気がしていたのです。ですが、海だと紙は無理ですよね。
だって溶けちゃうでしょ。きっと。
だからオアンネスは、すでに防水型iPadのようなタブレット・デバイスを使っていたに違いありません!
それを見たシュメール人たちが「俺達も、先生が使っている“板”みたいなものに記録しよう!」と粘土板にせっせと色んなことを記録したのでしょう。
そしてオアンネスが、シュッシュッと二本指でスクロールとかしてるのを粘土板で真似てたのでしょう。

しかし、マヤ文明なんかもそうですが、なぜ進んだ技術を持っていた古代の文明ってあっけなく滅亡するのでしょうか?

現代の日本もそうですが、文明が進むと草食系男子が増えてきて「僕らには戦争なんてできない!」という世相になって行き、あれよあれよという間に、野蛮な民族に滅ぼされてしまうのでしょうか?
旧約聖書の“創世記”に登場する、ご存じバベルの塔は、シュメール文明のジグラッドがモデルとも言われています。
伝説のとおり、シュメール人たちは、驕り高ぶりすぎてアヌンナキたちの怒りを買って知識を消されてしまったのでしょうか?

さて、筆者は最近テレビで、オアンネスそっくりな生き物を見ました。

しかも、その生き物は、我々に新たな知識を与えていたのです!

 

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