宇宙から飛来するウイルスに、私たちはどう立ち向かえばいいのか
12月になり、冬も本番に入った。
寒さもより一層厳しくなり、体調管理に気をつけたいものだ。
そして、何よりも用心したいのがインフルエンザではないだろうか。

インフルエンザは、およそ10年ごとに大流行し、

近年では鳥インフルエンザが世界中を騒がせている。

専門家たちはウイルスの出所を突き止めて根絶しようとしているが、

未知なる部分があまりにも多く、解明の糸口すらつかめていない。
そこで、ここ二~三年の間にある説が再び見直され始めている。

それがインフルエンザ・ウイルス宇宙飛来説だ。

インフルエンザ・ウイルス宇宙飛来説とは…

そもそも、ウイルスは細胞を持たない遺伝子の塊のようなもので、
宇宙空間でも死滅せず大量に蔓延している
ヒトの概念で言えば、生きることも死ぬこともない非生物なのだ。

その中にインフルエンザ・ウイルスも存在し、

太陽と地球の間の磁力を利用して地球に侵入してくるとされている。
侵入方法は、下記の通りだ。

太陽は、太陽風と呼ばれる粒子を放出しながら活動している。

この粒子は極めて高温のため電離しており、
あらゆる物質に電荷を帯びさせる性質がある。
インフルエンザ・ウイルスもまた例外ではない

太陽風によって電荷を帯びたウイルスは、

巨大な磁石とも呼べる地球の磁気に反応して、
荷電粒子が集まる北極(S極)へと向かう。
(ちなみに、オーロラは荷電粒子が大気に衝突してできるものである)
その後、渡り鳥を介して世界中へ広まり、ヒトへの感染に至る。

しかし、この方法で侵入するには、強力な太陽風が必要であり、

通常の太陽の活動レベルでは難しいとされている。
が、11年に一度の周期で、太陽はある活動を見せているのだ。
それが、黒点の大爆発である。

黒点の大爆発とインフルエンザの大流行の関係

黒点とは、太陽の磁場から発生するとされている磁力の固まりで、
その大爆発がもたらす強力な太陽風があれば、
電荷を帯びたインフルエンザ・ウイルスは、地球へ侵入できる。

大爆発の11年という周期は、インフルエンザ大流行の周期に極めて近い

さらに特筆すべきは、大流行と大爆発が、時期までも一致しているのだ。
1918年のスペインインフルエンザ、1957年のアジアインフルエンザなど、
数千万~数百万人の犠牲者を出した大流行が、これにあたる。

なぜ、侵略なのか

今回、あえて“侵入” という言葉を用いたが、それには大きな理由がある。
インフルエンザ・ウイルスに知能があるかもしれないからだ。

これについては、意見が大きく分かれるところではあるが、

知能があるとしなければ、
毎回タイプを変えて脅威をもたらす説明がつかないのだ。

逆に知能がないという立場に立てば、

彼らを操る何者か”の存在を考えなければならないだろう。

次の黒点の大爆発は、2011年~2012年と予測されている。

ミサイルや爆弾で対抗できないウイルスの侵入に対して、
我々は、何ができるのだろうか……。

そう、手洗い・うがいだ。